〇ROWEN HOUSEの木造付加断熱工法

断熱材にはたくさんの種類があり、価格や性能も様々です。

ROWEN HOUSEでは費用対効果の高い施工法を日々研究し、
高い性能の家をお客様の納得のいく価格で提供できるように
日々努力しております。

現在ROWEN HOUSEでは、最も費用体効果の高い断熱として
付加断熱工法を採用しております。

付加断熱工法は通常の柱間(断熱層)に外側もしくは内側に
断熱層を付加して高断熱化を実現する工法です。
屋根は約300ミリ、壁は約200ミリの断熱層を確保することが出来ます。

その厚みを活かして費用対効果の高い繊維系断熱材を充填して行きます。
ただ、繊維系断熱材を使うにあたって注意する点がたくさんあります。
きちんとした施工をしないと断熱性能が著しく下がってしまいます。
ROWEN HOUSEでは確かな知識と技術で施工しますので、
高い断熱性の家をお客様にお約束します。


〇基礎断熱

ROWEN HOUSEでは基礎断熱を基本として施工します。

床下断熱は外気が床下に入るため、気流により熱が奪われやすくなります。
基礎断熱では床下に外気を通さず基礎外で断熱するため、
外気の影響を受けにくく、地熱の恩恵を受ける事が出来ます。

土の中の温度は年間を通してある程度一定なので、
土間に敷きこむ断熱材の負荷を抑えることが出来ます。
ただ、換気計画や定期的な床下の清掃に気を付けなければならず、
防蟻剤は床下の空気を室内に循環させることを前提に選ぶ必要があります。

床下断熱も悪いわけではなく、床下の換気やメンテナンス性、
シロアリ被害の目視確認が出来るなど基礎断熱より優れた点もたくさんあります。
地域によっては床下断熱を採用したほうが良い場合もあります。
基礎断熱ではシロアリ対策として防蟻剤入り断熱材を使用するなど工夫が必要です。



〇換気

高気密高断熱住宅を建てるうえで重要になってくるのが換気です。
換気には3種類の換気方式があります。

 第一種換気方式(機械吸排気)
 第二種換気方式(機械吸気 自然排気)
 第三種換気方式(自然吸気 機械排気)

住宅では一般的に第一種と第三種換気方式が使われていますが、
ROWEN HOUSEでは積極的に第一種換気方式を取り入れています。
第一種換気方式を採用する大きな理由は、換気ロスを防ぐためです。

せっかく温めた部屋なのに自然吸気により冷たい外気が入ってくると、室内の温度も下がってしまいます。

熱交換換気システムを使うことによって、吸気する際に室温の70~80%まで温度を戻して吸気してくれるので
その分換気ロスが減り冷暖房器具の負担も抑えることが出来ます。
吸気の際にフィルターを通して換気するので大気の汚れ(花粉、PM2.5など)が室内に入るのも防いでくれます。
アレルギーや喘息の方などには特におすすめです。


〇プランニング

ただ断熱性能を高めるだけでは十分とは言えません。
家を建てる場所は様々です。
建てる場所によて日射条件も変わってきます。
いかに冬の日射を取り入れて、夏に日射の熱量が家の中から出ていく熱量を
上回るように窓の配置や大きさガラスの種類決めることが理想です。
春や秋では日射取得量が上回りすぎ家の中が逆に暑くなることもあるので、
廃熱窓設置などの工夫も必要です。
自然のエネルギーを上手に利用して、
冷暖房不可を減らすことも快適な住まい作りに欠かせないことです。


〇メンテナンス

家を建てる上でメンテナンスは非常に大切なことです。
使用する建材や家の形にも気をつけなければいけません。
予算との相談もありますが、極力メンテナンス性が良く長く使えるもの
メンテナンス次第で経年劣化を防ぐ材料を使い、家を長持ちさせることも家づくりには大切な要素です。